【完全比較】5大ネット証券×クレカ積立×ポイント還元【オルカン×ノーマルカード編】

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今回は3回にわたってお伝えしてきた最強の資産形成方法「クレカ積立」の中でどこが最強の還元力かを決める最後の章になります。

おさらいになりますが、楽天証券×楽天カードの記事コチラ

SBI証券×三井住友カードおよびマネックス証券×dカードの記事コチラ

そして三菱UFJ  eスマート証券×三菱UFJ カードまたはau PAYカードと松井証券×JCBカードの記事コチラ

 

そもそもなぜクレカ積立が最強の資産形成方法なのか、という点をサラッとおさらいしておきましょう。

クレカ積立とは、2020年ごろからできるようになった画期的・革命的サービスです。

元来、余剰資金を証券会社に入金し、その範疇でしか購入できなかった金融資産(投資信託)をクレジットカードで購入できるサービスです。

 

メリット①:ポイント還元が受けられる。

※普通にお金を払って買う価値がある金融資産をクレジットカードで買うことにより、0.5%~3.1%のポイント還元が受けられます。また、金融資産保有額に応じて追加でポイントをもらえます。今回の記事のキモです。

 

メリット②:手持ち資金が無くても先に購入できる → 購入タイミングよりお支払いタイミングが後!

※結果として10万円購入して5万円分売却、場合によっては10万円分全額売却してお支払いに充てるなども可能です。

 

上記のような、普段は得られないメリットがあります。まさに特権的な資産形成用のサービスなのです!

そして、2025年9月現在、このサービスを提供しているのは5大ネット証券×特定のクレジットカードの組み合わせだけなのです。5大証券の頭文字をとってMMMRSと呼んでいます。

正直、やらない理由がないとすらいえるこの制度です。しかもNISAという制度もこのサービスを後押ししています。

NISAがどのようなものかについてはコチラの記事をご参照ください。

 

それでは本題です。

まずはユーザー多そうなオールカントリー(eMAXIS Slim 全世界株式、通称オルカン)からです。

券種別に行きます。今回記事ではノーマルカードを扱います!

それでは全オルカン民が気にしているデータを公開していきます!

 

【オルカン×ノーマルカード】 積立額が毎月1万円のとき

ではさっそくドーン!!

見づらくてすみません(´;ω;`)

今回は15年間で計算しています。毎月10万まで積み立てたとき1800万円に到達するからというのが理由です。

かなり面白い結果ですね。オルカンはとにかくパフォーマンスが良い銘柄ですから保有額に対するポイント還元がかなり絞られています。その結果、ポイントプラス・サービスが強くてauマネ活を利用した三菱UFJ e スマート証券がトップでした。

三菱UFJ  eスマート証券では、ノーマルカードでもauマネ活の有無で2通りの場合分けがあるのと、「メインバンク プラス ポイントサービス」がありこれを使用するとPontaポイントが貯まるのでこれを加えて計算しています。そのため三菱は4枠も使用しています。

※マークがついているところは注意点があるものです。

・楽天に関しては「楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド」という「eMAXIS Slim 全世界株式」とは異なる銘柄での比較となっていますのでご注意ください。eMAXIS Slim 全世界株式を楽天証券で購入する場合はポイント還元が受けられません。

・SBIに関してはノーマルカードの年間決済金額が10万円を超えていないと還元率が0%となってしまいます。

また、松井証券の最大0.5%というのはOkidokiポイントの扱いにより、最大で0.5%であって、0.5%に満たない場合も生まれることがあるので注意です。そちらに関してはコチラの記事をご覧ください。

あと、ファンド保有額に応じてポイントをくれるサービスの年間付与率はこの表のとおりなのですが、実際は毎月ポイントを付与してくれるため、毎年少しずつズレが生じていると思います。

1年分をまとめて計算していますが、ちゃんと計算するともう少し保有還元のポイントは低下すると思われます。

→ 1か月目は1万円×0.0175×1/12、2か月目は2万円×0.0175×1/12、3か月目は3万円×0.0175×1/12といった具合で計算されるため、1年目にもらえるのは実質的には毎月に換算すると6.5万円×0.0175%となるため、計算の12万円×0.0175%より低下します。ただし、この低下率は年がたつごとに減少するので今回は無視しています。

 

【オルカン×ノーマルカード】 積立額が毎月2万円のとき

ほとんど変わりないのですが、三菱UFJ eスマート証券の「メインバンク プラス ポイントサービス」の数値が少し変化しています。

↑これがメインバンクプラスポイントサービスの特に強いところ。

【オルカン×ノーマルカード】 積立額が毎月3万円のとき

【オルカン×ノーマルカード】 積立額が毎月4万円のとき

【オルカン×ノーマルカード】 積立額が毎月5万円のとき

【オルカン×ノーマルカード】 積立額が毎月6万円のとき

ここで変化あり!マネックス証券×dカードノーマルでは、月5万円までは1.1%還元ですがそれを超える分は0.6%に還元率が低下するのです。ここまではマネックス証券が結構競っていたのですがここからは差が広がっていきます。

こちらは参考画像。さらに7万円を超えてくると0.2%まで低下します。

【オルカン×ノーマルカード】 積立額が毎月7万円のとき

【オルカン×ノーマルカード】 積立額が毎月8万円のとき

 

とうとう月8万円。かなり投資している世帯です。ノーマルカードで月8万円積み立て投資の人は少ない気もしますが、ここまでくるとdカードの還元率がさらに落ちるため、三菱UFJ  eスマート証券が独走ですね!

【オルカン×ノーマルカード】 積立額が毎月9万円のとき

【オルカン×ノーマルカード】 積立額が毎月10万円のとき

ということでオルカン×ノーマルカードの月額別の結果でした!

数値が大好きなひと以外は、自分の投資している額のところだけ見るといいのではないかなと思います!

 

ひとつの記事にオルカン・S&P 500・日経平均高配当利回り株ファンドをすべて列挙しようかと思ったのですが、あまりに雑多な感じになりそうなので分割することとしました。

今回はオルカン×ノーマルカードを、積み立て月額ごとにデータを出しました。

ごちゃごちゃしてわかりにくいデータが多かったので三菱UFJ  eスマート証券に悪い印象を持っていましたが、思ったより強かったですね。主にKDDI側のサービスが。

月10万円で1800万円投資に対してMAX25万ポイントが返ってくる、これは1.3%に該当します。

ちなみにこのメインバンク プラス ポイントサービスのポイント還元効果は額が小さいほど効率が高く、月1万円投資1.7%のポイント還元が最大ですが徐々に効率が下がり、最終的に1.3%に低下しています。

 

普段は週に1回のアップですが、S&P 500のデータはオルカンとよく似ているので1週間は開けずにアップしようかなと思っています。

それではまた。

 

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