大エルミタージュ美術館展に行ってきた

壁かけ外観

兵庫県立美術館で2017/10/3~2018/1/14まで開催されている、大エルミタージュ美術館展に、兄と母と家族3人で行ってきました。

徳島から近畿圏は車でのアクセスが比較的良いです。大鳴門橋で淡路島に渡り、明石海峡大橋で明石市に到達できます。

所要時間は休憩挟んで2時間程度でした。

私が人生で初めて購入した新車(いままでは中古車を乗り継いでいましたが、あるきっかけで新車購入を決意しました。またどこかで紹介します)で、行きました。

あいにく天気は雨模様でしたが、午後からは晴れてきて快適な運転でした。明石海峡大橋は眺めが素晴らしいので、それだけでも行く価値があります。

 

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大エルミタージュ美術館展

 

本物のエルミタージュ美術館(ロシア)はこのような外観のようです。美しい。その画像が兵庫県立美術館に貼られています。

 

エルミタージュとは、隠れ家のことを意味しているようです。

そもそもはこの画像の女帝エカテリーナ2世が自分で所蔵していたコレクションをごく親しい人に見せるためのギャラリーが、後の美術館になったのだとか。

なんとも芸術性とスケールの大きさを感じるお話です。

撮影NG!

こちらの女帝エカテリーナ2世の肖像画は撮影可能でしたが、それ以外の作品は基本的に撮影NG!残念ながら他の作品の写真はありません。

 

作品ではありませんが、女帝エカテリーナ2世になった気分で撮影できるセットがあります。無料。王冠付き。画像は母です。

 

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感想

非常に良かったです。

徳島では大塚国際美術館という世界の美術品のフェイクギャラリーがありますが、本物と贋作の違いに圧倒されました。美術品に辛口の母も「とても良かった」と言っており、兄共々一安心でした。

また、子供の頃は「この人は絵が上手い」とか「この絵はなんか良い」という感想しかありませんでしたが、その絵を書いた社会情勢や画家として表現したいモノ、などその絵の背景にあるテーマを考えるようになって、一層面白いと思うようになりました。

例えば、暗い背景の中、暗い表情で楽器(ピアノ?)を引いている女性の絵があるのですが、望まぬ結婚を強いられて以来、一晩中演奏している様子であるそうです。そう思って見るとその表情が諦めの中でなんとも美しく、儚く見えてきて、さらに作品としての輝きが増す印象がありました。

全作品を含む図録も購入したのですが、母の手元にあって今私の手元にないので、具体的な作品を挙げての感想が出来ません(汗。まぁ長くなるので省略ということで) 結構いっぱいグッズがありましたが図録のみ購入しました。

今回は音声ガイドもひとつの売りのようです。芥川賞作家の又吉さんがガイドをしています。また宇多田ヒカルの「人魚」がテーマソングとなっているようです。※又吉Verが通常版ですが、チェブラーシカガイドでは折笠富美子さんがCVのようです。音声ガイドを利用しようかと思ったのですが、母が「要らない」と言ったので、私も母の車椅子を押す関係でパスしました。兄は聞いていました。

殺伐とした喧騒から離れて、時を忘れて美術を眺める時間は、優美なもののように思われました。

私も兄も芸術方面には疎いのでこのような機会はたまにしかないのですが、時には本物を見るのも良いものです。皆さんもお時間が会いましたらいかがでしょうか。

それでは、また。

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